LAWSON presents TrySail Second Live Tour “The Travels of TrySail” calling at 栃木 day1

ツアー栃木2Daysの1日目感想。

はじめに

リリイベ、天さんのソロ以降ほとんどTrysail関連イベントがなかった期間を経て迎えたツアー栃木は否が応でも期待してしまう。パシフィコ・アリーナしか知らない僕にとっては小さな箱でどんなライブになるのかという思いもあった。思い返せばパシフィコから一年長かったような短かったようなと、回想するような思い出の積み上げができてきているんだと、若干のクソオタク感をにじませつつ当日を迎えた。

 

ライブ当日

何時も通り物販を終えたところで、幕張の追加公演当落発表時間となり、いたる所でオタクたちの歓喜もしくは悲痛な叫びがあったのかな?

1曲目:TAILWIND

アリーナアンコール曲、まさしくアリーナから彼女たちをここまで運んできた追い風。彼女たちの乗る帆船の帆は力強く、その風を捉え未知なる道を突き進む原動力となっていると思う。

お三方の衣装が白いワンピース?に青いラインが入っていて波しぶきとも、水平線に浮かぶ雲とも捕らえられるようだった。ステージ上で入れ代わり、立ち代わりするから波しぶきの印象が強いかな?

 

2曲目:whiz

ここまでの航海で吹いていた風は、追い風ばかりではなく向かい風が吹く時もあったであろう。嵐の中進んだことも、凪いだ海を進んだことも、それだけの旅路を経ても、一度陸を離れた時から彼女たちに見えているのは水平線の先にある新しい大陸、そのために今日も明日も風を切って進むのだと思う。

全然関係ないけどwhizにはエキスパートとか達人という意味があるらしい。某英国の自動車バラエティーで登場した未来の電気自動車はこのWhizにあやかったのかなと心底どうでも良いことを考えていた。

 

3曲目:Baby My Step

今までの曲は誰かに向かってというよりも、自分の内面についての曲という印象。対してBabyは誰かを意識した曲だと思う。航海の中で誰かに思いを募らせるのか、寄港地でしばしの休憩といったところだろうか?

少女らしさが全面に出ている曲のためか、衣装の白いワンピース?がお嬢様学校の制服の様な印象だった。カワイイです。

MCでは栃木は初めてとか、会場Tシャツ(オレンジ地に緑)の元ネタはなにかとかを話していた。全体的にもちょが沢山喋っていて良い。Tシャツは結局餃子のタレという結論だったけど、オタク的には国鉄165系とか色々な解釈があるみたい。ただ、僕にはみかんにしか思えませんでした…

 

4曲目:バン!バン!!バンザイ!!!

新しい曲でみんなで一緒に楽しもう的な歌詞とフリの曲は新しく航海に加わった船員たちにとっては大きな意味を持つのだろう。

エクスクラメーションマークがインクリメントされるとっても頭が良さそうなタイトルが気に入っていた一曲。フリ(一緒にバンザイ)をみんな一緒にやって欲しいとのこと、すごくライブでやって楽しい曲だった。SailCanbusに収録されているだけのことはあるな、というところ。

 

5曲目:ホントだよ

「ほんと?」「ウソだ」のコール、たーのしー!

 

6曲目:カラフル

リリイベを思い出す一曲。覚えやすいフリと相まって曲を聞くのも、振りコピするのも楽しい。

覚えやすいフリとMVの印象で間口の広い曲・多様性を受け入れてくれるような懐の大きさを感じている。だからこそ、No Distanceとの対比が美しく映るのだろう。なので福岡ではリーサル・ウェポン”No Distance”を開放してください。お願いしますミューレ様。何でもしますから。


7曲目:フワリ、コロリ、カラン、コロン

プリちぃライブかな。結構フリが難しくて夕花ちゃんと一緒に練習しなければと思った。

 

8曲目:Marvelous scene

天さんだけカップリングの曲?と驚いた一曲。カッコいい系の曲がきて表情は見えないもののきっと凛々しい表情をされているのだろうと。

 

9曲目:Journey

ときに行き先や自分の居場所を見失ってしまうこともある。それでも不確かという可能性に手を伸ばし、一歩踏み出す。手繰り寄せた優しい光の積み重ね、それが彼女たち輝きの源なのだろうと思う。

SailCanbus…ではなくTAILWINDと対比しているような曲。ゆっくりとした曲を座って聴くのも良いものだ。生伴奏もいつか実現して欲しい。

 

10曲目:ひかるカケラ

かなりテンポを落としてしっとりと歌う。Journeyの後だと、航海のはてに見つけたひかるカケラ、それを今、目にしているんだ。そしてその欠片はこれからより大きくなっていくんだろうと思う。

 

11曲目:散歩道

イントロと相まって、オルゴール人形を思い起こさせる不思議な世界観が印象的な曲。

もう二度と会えないと分かっていながら、それでも「またね」と言って別れる曲とのこと。確かに再開できる可能性があるにしては、何処か切なさを感じさせるような歌い方に思う。

 

朗読?劇:Travel Trouble Trysail

ご当地グルメを食べるためトライ○ップに挑戦する企画。今回はエアロバイクに挑戦し勝者はナンスでした。もちょが自転車に乗れてる…

映像で見てなんぼなのに、スクリーン無しで後ろの人は見れたんですかねぇ…。

 

12曲目:SailOut

陸での休息を終え、出航の曲。前の曲の余韻が残っており、これまでの出会い・別れそういった各々の思いを抱えた上での旅立ち。陸にとどまることはせず次の航海に出発する。そんな彼女らの原動力は一体何なのだろう?

関係ないけどココらへん会場でイチゴの匂いがしませんでしたか?僕だけですか?誰か栃乙女持ち込んだのかと思ってました。

 

13曲目:sewing dream

継ぎ接ぎの夢、彼女たちの各々の思いが、紬あうことでTrysailの目標や夢が出来上がっているのだろうか?

こんなにフリが難しかったのかと思った曲。

 

14曲目:BraveSail

順調な?航海の様子を歌っているような曲。何気にスクリーン無しのBraveSailは初めて。あの子ブタが見れないのは少し寂しね。

 

15曲目:Youthful Dreamer

最高のステージ、それが彼女たちの航海の目的地だろうか?目標を達成したら、より高い目標にめがけて進み始める彼女たちにとって、最高のステージは何処にあるのだろうか?

振りコピ・コールとシングル1枚めだけあってオタクたちの練度が高い曲。それだけに会場の一体感みたいなものを強く感じられる。

 

16曲目:High Free Spirits

テンションが振り切れ、いよいよ佳境が迫ってきていると実感する。

ナンスの煽りが聞けてよかったと思います。

 

17曲目:コバルト

ハイスピに攻め攻めの曲が続く。ただひたすらに楽しい。

 

18曲目:DISCO

コールがあるの忘れてた曲。こうしてみるとTAILWINDはライブで栄える曲が結構あるなと再認識。前2曲で急速に上がったテンションがやや落ち着く。今回のセトリは緩急の付け方が上手いと思う。

 

19曲目:Primary

ナイトクルーズの天さんほんと楽しそう。

 

20曲目:adrenaline!!!

まさか最後がこの曲とはと言った印象。みんな思い思いに楽しんでわちゃわちゃしてて、かなり頭の悪い曲だけど治安は悪くないのが不思議なところ。

 

アンコール:オリジナル

〆オリジナル。明日のことを思うと鼓動は確かにはやくなった。明日があるという2Daysの良さ。明日も今日みたいな楽しみが待っている。もしかしたら、今日よりもっと楽しいかも。いや、きっと楽しいに違いない。だって明日は彼女たちの表情が、視線が、仕草がみられるはずだから…

アンコール:WANTED GIRL (追記1)

すっかり忘れてたくらいだから、その…多少はね。ほぼ初見だからね、仕方ないね。明日に備えてワン・ツー・スリーのコールを覚えておきたいとか、いつもの連番者じゃない方のお隣さんが、完璧に振りコピしててすごいと思ったくらい。あと、譜割りが鬼。

より初見な散歩道にくらべて、印象が希薄なのは最後の曲で記憶が無いほど楽しんでいたってことに加えて、 散歩道は、「もう会えないと分かっている」という曲の説明が衝撃だったから印象に残ってるのだと思う。

感想とか

今回はMCが少なめでほとんど歌いっぱなしということもあり、とても内容が濃いライブになっていたと思う。また、前述のようにセトリの緩急が素晴らしく、これも内容の濃さというか、ライブ後の満足感が高いことに一役買っているのだろう。実際後半は殆ど、「た~のし~」のサーバルちゃん状態あだったのでなんとも言えないが。

とにかく、Day2への期待を大きくしてDay1は終了した。

更新履歴
  1. WANTED GIRLの感想追加。誤字、脱字修正